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『東京少女』 新しい金券ショップ

昨夜は7時半ごろには、うたた寝を始めていた。それだけ疲れていた。それまでには来年の今頃に必要になる、OB会の決算書を作ってしまった。全て終わったと言う安心感からか、急に疲れが出て眠くなってしまった。10時には正式に床に着き、朝の4時まで良く眠った。目覚めも、眩暈は感ぜずに素直に起きられた。8時頃から陽が出てきたので洗濯を始める。洗濯した代わりの下着にヒートテックを着たら暑すぎる。そこで、急遽、普通の木綿地の下着に変えた。特に用事もないので、甲府へ電車で出かける。昔から電車の中だと本が能率良く読めるので好きだ。他人の目があるので居眠りをするわけにもいかない。富士山は見えるが霞んでいる。岡島百貨店の三省堂に行き、読むべき本を探すが見つからない。そこで、一休みしながら、北海道展のイートインコーナーで味噌ラーメンを摂る。札幌の「頂」と言うお店のラーメンだ。850円だが汁が美味しい。値段相応の味だった。そこで、一休みして、再度、本屋さんで立ち読みする。将棋の米原邦雄さんの「癌ノート」と言う本を読みだした。前立腺がんで私と同じだ。読み進んで行くうちに、何処にも転移しておらず、軽い症状なので参考にならず、途中で読むのをやめた。次に岩波新書で労働問題を取り上げた本が出ていたので覗いた。ワーキングプアや、派遣労働者など最近の話題を取り上げていたが、余りにも網羅的だったので読むのをやめた。中公新書の「東京ひとり散歩」と言う本を買ってきた。駅前に新しいチケットセンターが開店した。隣の金券ショップより、あずさの切符が50円安い。また、私の家まで、駅で買うと320円だが、ここで買うと300円だった。自販機での購入だが、駅ほど混雑せずに買いやすい。便利な店が出来たものだ。ビデオを見る。『東京少女』2008年、日本。BS-iとTBSで放送されたオムニバス形式のテレビドラマ。ファンタジアノーベル・空想小説作家を夢見る高校生の未歩。ある日、母の再婚相手を紹介され、現実を受け入れられない未歩は、その場を飛び出してしまう。その時、地震が起き、階段からケータイ電話を落としてしまう。しかし、そのケータイは光に包まれ、どこかに消えてしまった。失くしたケータイを探すため、自分の番号にかけてみると、出たのは宮田時次郎という、明治時代の男性。彼は夏目漱石の門下生として斬新な小説を求められるが実現しない。なぜか分からないが、未歩のケータイは明治と平成を繋げてしまったのだ。東京を舞台になぜか繋がってしまった現代の少女と明治時代の青年のラブストーリー。タイムワープしてしまったケータイ電話から二人の間に恋が芽生える。違う時代に生きる二人が、時空を越えてお互いのことを話し合い、時代を超えて日比谷公園松本楼でのデートも実現。それでも、決して会うことがないのがせつなかったり歯痒かったり。超大作ではないが、明治時代の東京も見所のひとつ。銀座や本郷の街並み、人々の服装など、きちんと時代考証され再現されている。彼は、「自分がなすべきこと」として少女を救うために分かっていながら溺れて死ぬ。遺稿の小説はベストセラーになる。母は再婚相手と結ばれる。最近は、現実逃避の映画が多い。空想の世界でないと面白い映画が作れないと言うこと。現実を生活する者にとって大変残念だ。現実の世界では恋は成立しないのか。
by kittajp | 2009-10-20 14:52 | その他
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