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『憑神(つきがみ)』 読書の忘備録

今朝はマイナス4度と寒さがぶり返す。昼になっても吹く風は冷たい。天気予報は「良く乾く」の予報だったが日が出てこない。9時ごろになって薄日が出てきたので、周りを見ると洗濯屋さんが干しているので、洗濯を始める。しかし、薄日で寒そうで外出する気が起きない。そこで、最近読んだ本のメモを作りだす。最近は本を読んでもすぐに内容を忘れてしまう。それも、綺麗さっぱり忘れてしまう。そこで、忘備麓的なメモと言うか、まとめを作ることにしている。同じことはビデオについても言える。そのためにビデオについてもメモを作っている。さらに、クラウドコンピューターの発想でネットに乗せることを考えている。この発想は、最近パソコンの故障でデーター保管に自信を無くなしているからだ。ともかく、今日は、①「お金は銀行に預けるな」 勝間和代著 光文社新書 ②「無頼化する女たち」水無田気流著 洋泉新書 ③「しがみつかない生き方」 香山リカ 幻冬舎新書についてまとめた。どれも女性の作者の本だが、読んで良かったと思う本だった。そのうち機会を見てネットに保管をお願いしようと思っている。昼食後にリバーサイドアピタとオギノ買い物に行く。風が冷たかった。スターバックスは混み合っていて入る気がしなかった。駐車場は普段の平日並みの混み方だった。マック、ロッテリア、レストラン、フードコートは子供連れで混雑していた。アピタもオギノも売れ残っていた福袋は綺麗に片づけられており、妙にさっぱりしていた。ビデオを見る。『憑神(つきがみ)』2007年、東映。幕末。別所彦四郎は、婿養子に行った先から離縁され、兄夫婦の家に居候という、肩身の狭い思いをしていた。あるとき彦四郎は、旧友、榎本武揚と再会する。そば屋の親父が言うには、榎本が出世したのは、向島にある「三囲り(みめぐり)稲荷」にお参りしたからだという。その帰り道、酔った彦四郎は「三巡り(みめぐり)稲荷」を発見。ここぞとばかりに神頼みする彦四郎だったが、それは「みめぐり」違いで、災いを呼び寄せるお稲荷様だった…。祈る相手を間違えて、貧乏神、疫病神、死神に取り憑かれ、奮闘する物語。貧乏神には宿替えで婿養子先の当主に、厄病神には宿替えで兄に移して救われる。だが、死神は彦四郎を愛してしまい、宿替えする気配がない。彦四郎は、これまで徳川家の影武者として代々つかえてきた家柄だったが、最近は影武者の必要もなくなってきて、存在価値も無くなってきた。たまたま、部下を残して大阪から一人で逃げ帰った徳川慶喜に出会い、影武者を申し出るが断られる。また、榎本武揚の新日本建築への提案に触れる。それを契機に、神にはできない、限りなき命を大事にして、志のために死ぬことができる人間の特性を発揮して生き抜くことに心をきめる。人生を楽しくし、さまざまな世間の悩みを笑い飛ばす効用があるかも知れない。
by kittajp | 2010-01-04 15:59 | その他
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