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『GSワンダーランド』

今朝はマイナス4度と少し低い最低気温。日射しも強くても挨拶は寒いですねと言う言葉になってしまう。新しく入れた入れ歯が痛く、イマイチ元気が無い。この痛さが1週間ぐらい続くのか、もう以前の経験を忘れてしまった。歯が痛いので食欲はない。これを良い機会に糖尿病の数値が減って、少し痩せればよいが。こちらの思うように行かない。電車で甲府へ向かう。富士山も周りの山も全部綺麗に見える。南アルプス市近辺から黒い煙が漂って見える。河川の土手の芝焼きの季節だ。先週から日曜日には盛んに土手の芝焼きが行われている。芦川、笛吹川、釜無川と3本の川が並行して流れているので、冬の間は日曜日のたびに芝焼きが行われている感じがする。三省堂で本を買う。シャトレーゼでランチビュッフェを摂る。甲府駅前のスターバックスでトールラテを飲む。窓よりのスタンドで外を眺めながら、電車の時間待ちをする。駅前を通る人は土地の人が多く、歩行補助車を押して歩く老人が多い。しかし、スターバックスには老人はほとんどいない。老人は隣の山交百貨店の地下のコーヒーコーナーにたむろしている。値段が安いからだと思う。私は雰囲気を楽しむ方だから、値が張るスターバックスにしている。この、コーヒーコーナーの隣に、富士屋ホテルのコーヒーコーナーもあるが、最近、コーヒースタンドのほかにテーブルと腰掛のコーナーを作ったらやはり、老人がたむろするようになった。田舎では、老人向けの発想が必要だろう。スタンドでは老人は座るのに苦労する。今夜は娘の家でけんちん汁だと言う。六郷で作ってくれるので、それを御馳走になるもの。ビデオを見る。『GSワンダーランド』ミュージカル、 2008年、日本。ビートルズやベンチャーズ、日本のスパイダースやブルーコメッツなどに触発され、わずか2年余りの間に数多のバンドがデビューする空前のバンド・ブームの時代。その最中に白タイツの“王子様風”ファッションで登場した「ザ・タイツメン」。栗山千明、石田卓也、水嶋ヒロ、浅利陽介の4人が、60年代からタイムスリップしてきたかのような風貌で、GSサウンズに挑戦。長い黒髪がトレードマークの栗山千明が演じる、ショートカットの男装は新鮮な驚き!彼らが歌う楽曲「海岸線のホテル」は、作詞:橋本淳、作曲:筒美京平というGSではお馴染みのコンビ。また、レコード会社社長役で、「ザ・タイガース」の岸部一徳が出演している。1968年。日本はGSブームの真っ只中。歌手を目指し、北海道から家出同然で上京してきた大野ミク(栗山千明)は、芸能事務所の門を叩くが門前払いを受けてしまう。音楽を志す者たちの登竜門、ライヴハウスACEでは、ザ・ナックルズのリーダー、タツオ(高岡蒼甫)が、ドラムのシュン(水嶋ヒロ)とベースのケンタ(浅利陽介)に「ビートルズのメンバーが秋田に来ている」と二人をバンドから体良く追い出すために嘘の情報を吹き込む。その同じ会場には、熱い視線でステージを見つめるマサオ(石田卓也)がいた。彼は大学進学を諦め、日劇のステージを目指してギターの練習に励む日々を過ごしていた。そんな中、演歌専門のファインレコーズでも新人バンドを探しており、担当の佐々木(杉本哲太)は、松田社長(岸部一徳)や鎌田専務(大杉漣)に、3ヶ月でGSバンドをデビューさせよと命じられる。佐々木は早速、弱小プロダクションの社長・梶井(武田真治)にスカウトを依頼。梶井は、ひょんなことで知り合ったマサオ、シュン、ケンタが結成した“ザ・ダイアモンズ”に目をつけた。しかし、佐々木の要望はオルガンのあるバンド。窮余の策で、梶井は以前、事務所に押しかけてきたミクを男装させて、ミックとして新メンバーにしてしまう。こうして4人はトントン拍子にデビューしたものの、デビュー曲は23枚と記録的な低売上げ。追い込まれた佐々木は、バンドのイメージ刷新に着手。白タイツにフリルいっぱいの王子様ファッションでマッシュルームヘア、バンド名も“ザ・タイツメン”に改名した。釈然としないメンバーだったが、これが大当たり。特に中性的な魅力のミックが大人気で、妙子(三倉茉奈)、明美(三倉佳奈)を筆頭とする熱狂的な追っかけも発生。たちまち“ザ・タイツメン”はスター街道を走り始める。しかし、日劇のステージも近づいてきた頃、カメラマン(片桐仁)がミックの寝姿を盗撮する。梶井はカメラマンに脅される。佐々木にミックが男とばれた経過を説明し、100万円の口止め料を要求されていることを伝える。しかし、佐々木はGSも限界に近付いているので少し様子を見たらと言う見解だった。そうこうしているうちに、写真は世間に流れて仕舞い、ミックは演奏途中で女であることを公表し、グループは解散する。しかし、ミックは日劇でデビューすることになり、当日、強引に旧メンバーが当日出演バンドを出し抜いて、解散コンサートをする。その後も、ミックは日劇からテレビに出ている。大分昔の話で懐かしい。グループサウンズは急激に出てきたので、ありうる話かもしれない。日劇は日劇ダンシングチームからグループサウンズの殿堂に急変したしまった。
by kittajp | 2010-01-24 16:00 | その他
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