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『 重力ピエロ』・大雪の予報

今朝はプラス1度、最初は日がさしていたが、8時頃には曇ってくる。午後から雨、夕方から30センチの大雪が降る予報。午前中の早めにリバーサイドオギノへ買い物に行く。外の空気は雪の気配で冷たかった。新車は、やはり調子が良い。小さくなって乗り心地は悪くなっているはずだが新しさが十分にカバーしている。天気は悪いがご機嫌のドライブ。皆さん、節分の買い物が多い。豆まきの豆だとか、恵方巻きを買いこんでいる。私は一人になってから、全く買った覚えが無い。もう、鬼が来ようが、福が迷い込んで来ようが、関心が無い。食べる方向が毎年変わると言う、巻きずしを食べるなんて、とても面倒でやっていられない。巻きずしは福を巻き込むとか、切らずに食べるのは縁を切らないとか、言う意味があると言うが、最近はどちらも期待していない。早めに帰宅する。車の任意保険のナンバーの変更を連絡する。明日から変更の効力は発生するが、正式な変更通知は様式を送るので記入して欲しいとのこと。2時ごろから雨が降ってきた。ほぼ、天気予報通りだ。そうすると今夜は30センチの大雪か。ビデオを見る。『 重力ピエロ』 スリラー/サスペンス 2009年 日本伊坂幸太郎原作の、70万部を超える大ベストセラー「重力ピエロ」を映画化。物語の核となる兄弟役を演じるのは、『それでもボクはやってない』など、今の日本映画界になくてはならない存在の加瀬亮と、『天然コケッコー』以降『魔法遣いに大切なこと』『ハルフウェイ』など出演作が目白押しの岡田将生。伊坂氏の原作ものとしては『アヒルと鴨のコインロッカー』と同様、原作の舞台でもある仙台でロケを敢行、生活に根ざした仙台の街中が描かれているのが興味深い。数々の伏線を張りながら、絡み合ったすべての謎が解けたとき、過去から現在へとつながる家族の真実が明らかにされる--。監督は『Laundry ランドリー』で高い評価を得た森淳一。春(岡田将生)というのは、泉水(加瀬亮)の二歳下の弟の名前だ。桜が満開に咲き誇る高校の構内を、泉水からバットを受け取った春は、「じゃあ、行こう」と言ってゆっくりと歩き出す。「どこに?」「やっつけに」春は、クラスのある高飛車な女生徒を襲おうとする男子生徒を退治しに、体育倉庫へ向かっていた。遠くから女の悲鳴が聞こえる。すると、春は弾かれたように倉庫へ駆け込み、逃げ出す男子たちを追って、二階から鮮やかに飛び降りていく。あっさりと片をつけ、礼を告げる女生徒にもバットのグリップで一撃を加える春。「別におまえを助けにきたんじゃないんだ」泉水はその光景を呆然と見つめていた。7年後。母・梨江子(鈴木京香)の命日に実家へ集った泉水と春、そして父・正志(小日向文世)は、正志お手製のおでんシチューを突きながら団らんを囲んでいる。大学院で遺伝子の研究をする泉水と、落書き消しの仕事をして働く春は、父と母の溢れるような愛情を受けてすくすくと育った。ある日、泉水は食あたりを疑い病院へ行った父を、実家に見舞った。「ガンだって」とあっけらかんと告白する正志。本当に大丈夫なのか? とため息をつく泉水に、春は「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ」と諭す。重たい空気が、一瞬、ふわりと軽くなる。その頃、仙台市内では連続放火事件が発生していた。春は自分が落書き(グラフィティアート)を消した場所の近くで、必ず放火が起きていることに気づき、泉水に相談する。春が写した落書き現場のポラロイドには、壁に大きく描かれた「God」「Can」「Talk」「Ants」「go to」「America」といった文字。放火犯からのメッセージだと考えた春は、半信半疑な泉水を誘って夜の街を見張りに出る。だが、手分けして張り込みをするふたりのそばで、またしても火の手は上がる。だが、放火と落書き(グラフィティアート)にどんな関係があるのか? 頭を悩ます泉水に、大学院の友人・山内(岡田義徳)は、24年前の連続事件の鍵を握る葛城(渡部篤郎)という人物がこの地に戻ってきたことを知らせる。この男は30人をレイプし5年で少年院を出てきたという。泉水は落書きの文字は、遺伝子配列を利用した暗号で次の放火場所を暗示しているのではないかと考える。父は「お前たちに話しておくことがある」。7年前、梨江子が自動車事故で亡くなった時、正志は泉水と春のふたりの前で、家族のある秘密を初めて語った。17年前のレイプ事件で母は妊娠した。その子が春だ。産むかどうか十分考えたが私の子として生むことにした。なので、「俺たちは最強の家族だ」どこか誇らしげな表情の正志だった。新たに見つかった落書き(グラフィティアート)の写真を携え、今度こそ放火魔を捕まえようと話す春に、「そんなことやってるヒマなんかないんだ」と、抑えていた感情を爆発させる泉水だった。彼は、葛城を殺す計画で忙しかった。外に飛び出た泉水は、そこで以前も何度か見かけた謎の美女(吉高由里子)の姿を発見する。春をつけ回す夏子は、泉水に向かって放火事件の真相に関わる衝撃的な事実を語り始めた。春さんが精神的に不安定なので兄さんに気をつけてもらいたいと言う。春さんは落書きを自分で書いて、自分で消していると言う。さらに春さんは放火犯だと言う。放火場所は、17年前に30人のレイプ事件が起こった場所だった。春は葛城を呼び出し詰問するが、葛城は俺は何も悪いことをしてはいない。たかがレイプではないかと受け付けない。春はお前のやっていることは浄化されなければならない、俺の親父は、今、がんと闘っている父だけだと言ってバットで殴り殺す。春は警察に行くと言うが、兄は止める。お前は悪いことをしていない。実は私もあいつを殺そうとしていたと告白する。父はリンパ節に転移して手がつけられない状態だと言う。その父が、お前ら二人は俺に隠れて何か大事なことをやっていただろうと言うが、二人とも返事をしない。父は、春は私に似て嘘が下手だと言うが何もしゃべらなかった。しばらくして二人で親父の後を継いで養蜂業を始めていた。良くあるテーマだったが面白かった。
by kittajp | 2010-02-01 15:31 | その他
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