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『扉をたたく人』・お通夜

今朝は5時ごろから降り出し、一日中降っており、寒い一日。昼でもストーブを2台使っていた。この冬で一番寒く感じた日。昨夜、お寺の関係者から電話があり、今日は17時にセレモニーセンター・JAクリスタルホールへ集合との連絡があった。18時からお通夜だが、その前に夕食を摂り、総代は親戚と同じように、式に出席し、会葬者の挨拶を受けてもらとの要望。直ぐに了解した。今朝の新聞に葬式の広告が出され、ようやく全容が分かった。住職の母親が亡くなったと言うもの。それを聞いたら、娘が1/3の年次休暇をとって私の送り迎えをするという。強力に断ったが信用がなく、私の夜の運転は不安なので送迎すると言う。余りしつっこく言うので、根負けして、送迎してもらうことにした。未だ、今年度の年次休暇が7日も残っているので、もったいないと言う考えがその根拠だ。でも、年休を全部とる人がいるのか、普段の勤務状況が心配になってくる。あてにはならないので、4時40分になったら自分で運転して出かけるつもりだ。溝部医院から、肺炎の予防注射のワクチンが入ったので、何時でも来てくれと連絡があった。一応、18日の午前中を予約した。昼食は大戸屋へ行き「具だくさん根野菜の豚汁」と「イカと里芋のわた煮」を摂った。その後、マックスバリュで買い物をして、「みたまの湯」へ行く。これまで行っていた「やまなみの湯」が改修工事で今週一杯休みのために変えたもの。見晴らしの良い湯で有名な温泉だが、雨で全く周りにの山が雨で見えない。それでも、雲海の中で温泉に入っている感じでムードは悪くない。ビデオを見る。『扉をたたく人』 ドラマ 2007年 アメリカ。扉を閉ざすニューヨーク、移民の青年との出会いと”ジャンベ”の響きが孤独な大学教授の心の扉を開く。初老の大学教授と移民の青年との心の交流を描いた小規模な映画が、2008年のアメリカ映画界に思いがけぬ大旋風を巻き起こした。アメリカの封切時の上映館は、わずか4館だったが、その感動が、人から人へと伝わり、最終的には270館までに拡大。無気力な毎日を送っていた主人公が、友情、ジャンベ(アフリカン・ドラム)、ロマンスを通して心を開き、再び生きる意味を見出す姿を描く。コネチカットの大学教授ウォルター・ヴェイルは62歳。最愛の妻を亡くしてから、心を閉ざして孤独に、日々無気力に生きていた。ある時、学会出席のためニューヨークを訪れるウォルター。滞在のため、留守にしていた別宅のアパートへ向かうが、玄関を開けると、そこには見ず知らずのカップルがいた。ここに引っ越してきたばかりというシリア出身の移民青年タレクとセネガル出身の恋人ゼイナブは詐欺にあったのだ。彼らは警察だけは呼ばないでくれと頼み込み、素直に荷物をまとめて出て行く。2人とも永住許可証を持たないため、警察沙汰になって国外追放されることを恐れていた。だが、その日の宿もない彼らを見かねたウォルターは、当面、部屋を貸すことを申し出る。タレクはその親切に感激し、自分の持っていたアフリカの太鼓=ジャンベをウォルターに教える。ジャンベを通じて友情を深めていくウォルターとタレク。ある日、タレクはウォルターを誘ってセントラルパークへジャンベの演奏に出掛ける。最初こそ躊躇いを見せたウォルターだったが、大勢の仲間に囲まれて演奏するうちに、久しく忘れていた高揚感が蘇ってくる。その表情には生きることに対する喜びが溢れていた。しかし帰り道、地下鉄の駅で思いがけない事件が起こる。タレクが無賃乗車の容疑で逮捕されてしまったのだ。ただの誤解にもかかわらず、警察はタレクをテロリストのように扱い、連行してしまう。入国管理局の拘置所へ移送されたタレクを救うため、弁護士を雇い、収容施設へ毎日面会に訪れるウォルター。数日後、ウォルターのもとを1人の美しい女性が訪ねてくる。それは、タレクの母モーナだった。5日も連絡が無くて心配して訪ねてきたという。母はタレクが収容されている拘置所の前まで行く。タレクは母にミシガンに帰るように言うが、彼が解放されるまで、ここにいると言い、彼の部屋に泊まる。弁護士に依頼するが、9.11以降のあの寛容だったアメリカが、外への扉を閉じ、何時解放されるか分からないと言う。ゼイナブが民芸品を売っている場所に母を連れていき、ウォルターが店番をして二人は喫茶店で話し込む。ウォルターは毎日拘置所に面会に通う。しかし、母や妻は身分証明書が見せられないので面会に行けない。若者二人の思い出の場所、フェリーで自由の女神を身に連れていく。また、母を憧れの場所ブロードウエーのオペラを見せに行く。教授は、ニューヨークでの生活が忙しいので、今学期の大学を休職にする手続きをとる。しかし、ある朝、国外追放の情報を得る。そこで、母は、タレクが送られたシリアへ行くと言う。2度と戻れないことを知りながら。出かける前の晩、母は、教授のベッドへ入ってくる。そこで、この責任は命令書を捨ててしまった私にあると言って、すすり泣く。教授は母親を空港まで送り、その後は地下鉄のホームで一人で太鼓=ジャンベを叩き続ける。移民問題は日本でも大きな問題になっていくだろう。
by kittajp | 2010-02-15 15:34 | その他
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