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県立博物館

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今朝は空を一面春霞が覆っていて、朝日の光も届かないで変な雰囲気。富士山も霞んで見難い。25日に申請を出した定額給付金も、今日、指定した口座に振り込まれると言う通知が、昨日来ていた。霞みが消えるかと待っていたが、なかなか霞みが晴れて来ない。そのうち日が出てきたが、花曇りの感じでスッキリ太陽が見えない。富士山も薄らとしか見えない。そこで、知り合いの所蔵品が展示されていると言うので、県立博物館へ出かけた。昔、私の住む地域で使っていた端午の節句に飾る人形?が飾ってあった。こんな形の人形は、なんとなく何処かで見た感じがしていた。しかし、それが、私の地域で昔使われていたとは知らなかった。「おかぶと」・「カナカンブツ(紙の兜)」と呼ばれ、江戸時代から明治中期にかけて、山梨の河内地方で使われていたものだと言う。子供が生まれた家にお祝いに持って行き、貰った家では家の外へかけて祝っていたと言う。木型に紙を張って乾かし、彩色すると言う張り子の技法を用いており、甲府の雛人形屋さんが作っていたと言う。デザインは武田信玄が多いと言うが、鬼やおかめ、恵比寿さんなど30種類が残存していると言う。下に垂れと言うものが付属しており、鎧だろうか、一層、素朴な表現を見せている。紙製品なのに保存状態が極めて良い。代々丁寧に引き継ぎされてきた家の存在に驚く。のどかな昔のよき時代へ思いを走らせた。この特別展のほか、常設展示場も見てきたが、監視員が丁寧に説明してくれて参ってしまった。ついでに、桃の花を見に、一宮町の見晴らし園までドライブした。黒駒と勝沼を結ぶ県道のから下は満開、道から上の方は8分咲きの感じだった。空が霞んでおり南アルプスが全く見えなかったのは残念だった。ピンク色の絨毯の中を登ったり下ったりして歩き回ったが、良い写真は撮れなかった。空が霞んでおり、ただ疲れただけ。気温は高くなかったが、汗をかいた。家の庭も牡丹とチューリップが咲きだしてた。今日、県立博物館で見てきたお兜の一部をアップする。
by kittajp | 2009-04-08 15:50 | その他
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