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「ルポ 電子書籍大国アメリカ」・インフルエンザ予防注射

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朝は寒くて息が苦しい。肺気腫の影響だ。急激な温度変化に弱いのかも知れない。初めての経験だ。朝食の後に2度寝をしていたが、娘が来て心配しているようなので起き出す。昼食用のご飯とおかずを貰う。オカズは、イカの塩辛、ナスのお新香、ニンニクの芽とエンリギの炒め物、里芋の煮物、枝豆、オクラと豚肉の煮物だった。昨夜、8チャンネルでインフルエンザのワクチンの生産が遅れていると言う話が出ていたので、9時に近くの医院に電話して予約をとる。熱を計ってくるように言われたので体温計で計ると35.6度だった。老人になると随分熱は低くなるものだと驚いた。高齢者インフルエンザ予防接種接種券・予診票に記入捺印の上持参して医院へ向かう。15分ぐらい待って診察を受ける。聴診器による診察を受けて、注射を受ける。北研の3種混合ワクチンだった。料金は町が2000円負担し、自己負担は1600円だった。あとで、受診のご注意と言う文書を見たら、体調の良い日に受けてくれと書いてあった。しかし、受けてから気付いても、もう遅い。歯も痛いし、決して体調は良くなかった。最近は、体調が良い日は無いので、よしとしよう。接種後1時間経てば入浴して良いとも書いてあった。そのことが分かっていれば、もっと暑い日でも良いから、早めに受けていたのに。マックスバリュに買い物に出かけた後、「みたまの湯」へいく。11日に、西湖で撮った富士山とススキをアップする。「ルポ 電子書籍大国アメリカ」大原ケイ著 アスキー新書 9月10日初版発行を読む。昨夜、NHKでも日本の現状を取り上げていたが、コンテンツがほとんど揃っていないので、これからの話になるだろう。2010年の東京国際ブックスフェアでは電子書籍関連のブースが賑わっていた。でも、日本ではAIBO、たまごっち、ナタデココのように一時的なブームに終わる可能性もある。ニューヨークの地下鉄でも、電子書籍より、新聞雑誌を読んでいる人の方が多い。日本でも電車に乗るとほとんどの人が携帯電話をいじっているし、こちらの風景の方が近未来的だ。アメリカで減っている本は、マスマーケット・ペーパーパックと言う新書版の安い本だ。また、主婦層に伸びているハーレクインなどのロマンスは電子書籍化されている。また、女性がロマンスなら男性はSFだ。最大に電子図書館グーグルブックスは各種の訴訟問題を抱えているが、米国では利用者の便宜を中心に裁判されると見られている。アマゾンが力を入れているサービスは「読者体験」・カスタマーサービスの提供だ。それと、何処でも、どういう媒体であろうとも読みたい本が読めるユビキタス性の追求だ。米国でハードカバー1冊25ドルを作った場合、印税10%、出版社50%、取次10%、書店30%に分配する。出版社の費用のうち印刷・製本代は20%とすると、取次の費用が無くなるとして電子書籍は20%安になることになる。iPadはガジェットを集め紙の本に似せて作る。しかし、アマゾンは自分が読み進んだところから何時でも読み始められるソフトや下線を引いた部分は他人がどんな感想を持ったか見られる機能を持ち、書籍を買ってくれればキンドルでも、iPadでも良いという考え。また、グーグルはバーチャルな図書館の構築を目的としている。電子書籍で大型書店チェーンの行方、小さなインディペンデント書店の行方、エージェンシーの行方などについても語っている。また、自費お出版が増える傾向に向かうとも語っている。アメリカの出版事情が分かって面白かった。いづれにしても、アメリカの出版事情は日本とかなり違っており、日本がどう動くかはこれからの問題だ。
by kittajp | 2010-10-19 15:58 | 富士山
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