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『ニューヨーク,アイラブユー』 ・歯医者

朝のうちは激しい雨が降っていたが、出掛ける頃には止んできた。歯医者の予約をしてあるので、家を8時40分に出掛けた。身延線で甲府へ9時半に着く。ほぼ席が埋まるほどの乗客がいたが、ほとんど若い女の子で居眠りをしていた。髪の毛には艶が無く疲れた感じがする。田舎の車内風景だ。スターバックスで一休みするつもりで入ったら、義母がいた。駅前で白い杖のPRビラを配っていたと言う。歯医者には、医大の血液検査で白血球が多く犯人捜しをしたら、歯の腫れが犯人だと言う結論になった。そこで、歯の腫れをとって欲しいと伝えた。それでは歯を抜きますか、と提案されてしまった。どうも納得できないので、考えさせてくれと歯医者にが逆提案した。結局、抗生物質を服用してその結果次第で考える、と言う結論になった。今日は、若先生に診てもらったが、帰りに大先生に裏口で会った。骨粗鬆症で当面休職中と言う。少し歩く訓練をしているところだと言っていた。広尾に居る妹さんも胃潰瘍をしてから体調が良くないと言っていた。帰りに岡島百貨店に寄って全国うまいもの大会を見てきた。相変わらず堂島ロールケーキは長い行列が出来ていた。一方、赤福は並んでいなかった。福井県河本昆布食品株の「永平寺精進味噌焼き鯖寿し」を買ってきて昼食にした。沖縄健康市場の食べるラー油も買ってみた。北海道流通センターの焼きししゃもの衝動買いもしてしまった。ビデオは『ニューヨーク,アイラブユー』 ラブ・ストーリー 2009年 アメリカ、を見る。大都会ニューヨークを舞台に、さまざまな愛の形を描いたオムニバスではない、アンサンブル・ムービー。岩井俊二をはじめ、世界各国の多彩な11監督が参加し、いきいきとした愛の物語を紡いでいく。先ず、ビデオアーティストのゾーイは、タクシーの窓から、あるいは駅やカフェから、様々な愛を撮影しているところから始まる。ニューヨーク。スリを生業とする青年ベンは、中年紳士ギャリーから財布を盗む。中に入っていた写真の美女モリーを偶然、街で見かけたベンは携帯を彼女からすり取り、落ちていたと彼女に届け、親しくなる。喫茶店へ連れ込んで話がはずんでいるうちに、彼女の連れのニューヨーク大学教授が訪れる。そこで、ベンは支払いをしようて引きあげようとするが、財布が無いことに気づく。そこで、教授が彼の財布を差し出す。教授は彼女に指輪を渡そうと見つけるがない。直ぐに、ベンから届けられる。最初から、ニューヨークは油断も隙もないところだと感じる。47丁目ダイヤモンド取引所。インド人の商人マンスークバイのもとへ、結婚間近の仲買人リフカが訪れる。値段の交渉でやり合うが、商人は女性仲買人の髪の毛を褒めるが、実際はかつらだった。かつらを取るとツルツルの坊主頭だった。商人はその頭にキスをする。帰りの車の中でも、彼女の幻影に悩まされる。岩井俊二監督はアパートにこもって映画音楽を作曲する音楽家デイヴィッドは、顔も知らない監督アシスタントのカミーユからの電話で、監督の奇妙な指示を伝えられる。それは、ドフトエフスキーを2冊読めと言われて本を渡される。しかし、計算上は5日間一睡もしないで読まないと読み切れない計算になる。そのため、読むことを諦めていた時、カミーユから連絡が有り、カミーユが読んで、その内容をデヴィッドに伝えると言うことになった。しばらくして、その概要を渡す時に二人は結ばれる。ドフトエフスキーが彼に速記者と結ばれたように。レストランの前では、作家の男が魅惑的な女に火を貸し、女を口説き始める。散々口説いた後で、誘ったところ、彼女は娼婦で、かえって名刺を渡されて誘われることになった。最近失恋した17歳の青年は、近所ドラッグストアの薬剤師リッコリから、卒業プロムに一緒に行くようにと美しい娘の写真を見せられる。彼は喜んで承諾してその日にフォーマルスーツに身を包み、迎えに行くと、彼女は車椅子に乗った障害者だった。車椅子を押して会場に入り、しぶしぶ車椅子ダンスを終わって公園に出る。そこで、セックスを楽しみ、翌朝彼女を家まで車椅子で送ると、彼女は歩いて家に入る。彼女は、ニューヨークの127,000人いる女優の一人で、演技の練習をするために車椅子を使ったとのこと。数日前に一夜限りのつもりで愛を交わしたリディアとガスは、再会するためにバーへと向かっていた。その途中、お互いに前回あった思い出を噛みしめながらバーへ向かったいたが、たまたま、バーの前で落ち合う。そこで二人はバーへ入らずにタクシーに乗って車内で、愛を確かめ合った。元オペラ歌手のイザベルは5番街のホテルにチェックイン。足に障害のある外国訛りの若いホテルマンと出会う。そのホテルマンに部屋を変えさせたり、花を持ってこさせたり注文をつける。ホテルマンがシャンパンを持って来た時に、一緒シャンパンを飲みながら昔話をする。花束を持って、舞台衣装を着て昔を懐かしんだ。ホテルマンの父親は、パリ公演を見に行ったと言う。ホテルマンが寒くなったと言い窓を閉めに行った時に、窓から下に落ちてしまった。代わりに父親が窓を閉めてくれた。セントラル・パーク。黒人青年ダンテが、幼い白人少女と遊んでいる。ダンテは少女を母親マギーのもとへ連れて行き、明日も迎えに来るように頼まれる。ダンテは、帰宅後、自分の部屋でダンスの練習をする。少女が見ていてくれる前で、公演している姿を想像しながら。チャイナタウンで働く若い女性を、記憶を頼りに描き始めた画家。だが、どうしても彼女の目だけが描けなかった。彼女にモデルになってくれと頼むがそれは無理だと言って断られる。ある日、店主が居眠りをしている時間に店をにけ出し、画家の家に行くが、もう亡くなっていた。その家から目が書けていない彼女の肖像画を持ちかえって彼女が目を入れて完成させる。再びレストラン前。中年ビジネスマン、アレックスがタバコを吸いながら携帯電話で話していると、魅力的な女性アンナが火を借りに来る。そこで世間話を延々と続けるが、最後に彼女は知らない人と寝たことはありますかと聞く。彼はそれは無いと答える。それは残念。一度楽しんだら良いですよ、私は今もノーパン、ノーブラジャーと言って挑発して、夫の席に戻りますと言いながら、レストランに入る。しかし、レストランに夫は居なく。結局、二人で飲み直す。老夫婦が歩いている。せっかちで心配性の妻ミツィーは、夫のエイブに歩き方が遅いと小言を言うが、エイブも負けずに離婚して若い男を見つけろと言い返す。色々と小言を言いながら二人は海岸で頬を寄せ合う。至る所で愛が生まれる街、ニューヨーク。ビデオアーティストのゾーイは、タクシーの窓から、あるいは駅やカフェから、様々な愛を撮影している。
by kittajp | 2010-11-01 16:41 | その他
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