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『 ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』

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良い天気だ。富士山も周りの山も良く見える。朝は寒かったが、午後は急激に気温が上がり、車のエアコンは冷房に変わる。天気が良いので、全部を着替えて洗濯をする。娘は、休日出勤でかわいそうな感じ。サッカーJ1リーグ開幕戦、ヴァンフォーレ甲府×ジュビロ磐田のテレビ観戦と、ビデオで過ごす。昼食は大戸屋で「炭火焼き鮭の西京漬けとつみれと野菜のあったか煮定食 」を摂る。鮭の西京漬けが好きだ。大戸屋には、個人客が多かった。11組のうち、7組が個人だった。この良い天気に一人で大戸屋に来るのは寂しい。特に若い人の一人客は不気味だ。昨日、熊本で起こった女児遺棄事件に見るまでもなく、理解不能な若者の事件が多発している。そんな感じの顔ぶれが多かった。病んでいる時代の病んでいる世代だ。そういう私は、悩むほどの気力がないので問題ないと思うが、個人客は何となく不気味に見える、サッカーは甲府が0対1で負ける。ホームゲームで期待していたのに残念だった。「やまなみの湯」へ行く。極めて空いていた。天気が良すぎたためだろうか。 昨日、山中湖・交流施設「きらら」で撮った富士山をアップする。今日、見たビデオは『 ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士』 スリラー/サスペンス 2009年 スウェーデン=デンマーク=ドイツ 。「ミレニアム」三部作の完結編。本作では、主人公・リスベットは当初、何もしない。瀕死の重傷で入院し、退院後も収監されてしまった“眠れる女”リスベットのために、彼女を取り巻く人々が、騎士団のように真実を調査し、陰謀を暴いていくのだ。しかし、自分を裁くための裁判に、鋲と黒革のパンク・ファッションに逆立てた髪型で現れるリスベットは、ただのか弱い女性ではない。どんな試練にも負けず、己を貫き通す彼女だからこそ、騎士たちは彼女を助けようと必死になるのだ。旧時代の亡霊たちに苦しめられてつつも、負けずに生きて一人の女性が、権力者たちの悪を暴き、自分の人生を取り戻していく戦いを描いた作品とも言えるだろう。小柄な体型と全身にタトゥーとピアスを施した外見に愛想のない態度だが、ずば抜けて明晰な頭脳と映像記憶能力、天才的なハッカーとしての才能を駆使して、様々な謎や疑惑を暴いてきたリスベット・サランデルは、宿敵との対決のときを迎える。リスベットは相手に重傷を負わせるが、自分も瀕死の深手を負う。リスベットとともに事件を解決してきた社会派雑誌『ミレニアム』の発行人ミカエルが現場に駆けつけ、2人は一命を取り留める。しかし、リスベットを拉致した金髪の巨人は取り逃してしまい、リスベットは病院に収容され,手術を受ける。金髪の巨人・ニーダーマンはパトカーを襲い、警官を殺し車を奪って逃げ、手配される。フレドリックはリスベットの父親・ソ連のスパイ・サラチェンコ・アレクサンドルを殺害するように上部から指示されるが病気を理由に断る。ミカエルは、父を殺そうとしたリスベットの行動は、公安が持っている後見人・ビヨルクの資料のコピーで、DVに対する正当防衛が証明されると考え、その確保に努める。サラチェンコ・アレクサンドルは肝臓がんで余命数か月のグルベツによって撃ち殺される。フレドリックは、このことを聴いて作戦通りだと言い、現役に戻り作戦の指揮を執る。そして、サラチェンコ・アレクサンドルに続いてリスベットを黙らせることだと言い。ステファン病院でも精神病院でも良いからリスベットを収容することだと言って病院を退院する。また、ミカエルに渡った、ビヨルクの資料を回収すると言って病院を出た。その資料はミカエルの妹・アニクが直ぐに引ったくりに会って奪われる。同時にミカエルの事務所も襲われ資料がなくなっていた。スエーデンの国家機密が、リスベットの担当医・ヨナソン医師に対し、裁判前に、リスベットの精神鑑定をテレポリアン医師がいるステファン病院でしたいと申し出るがヨナソン医師は断る。リスベットは治療も終わり、ストックホルムの拘置所に収容される。ヨナソン医師はそこへきてPDA(携帯)をそっと置いていく。そのPDAにはミカエルからメールが届き、テレポリアン医師のPCのデータが欲しいと言ってきた。リスベットは了解する。リスベットからミカエルに、サラチェンコの亡命3週間後に、政務次官のグルべりとロッテイングが内閣官房に行ったが、二人は何かを知っている。最近も、その二人とクリントンという男が会っていると情報が寄せられた。また、テレポリアンのPCには、ヨーナスという男から二つの着信があったと連絡があった。精神鑑定・明日準備完了というもの。ミカエルの帰宅を公安のモニカと言う女性とエドクリントが待っていた。いま、陰謀を企てる機関が国家機関のデリケートな部分に存在する。その調査を首相から命じられ起訴に持ち込むつもりだ。ついては、その調査が終了する前に、雑誌「ミレニアム」のリスベットの特集号が出ては困る。協力して欲しいというもの。それに、ミカエルはすべての内容を知らせれば、特集号の内容と発効日を知らせると逆提案する。公安は外部相談役としてミカエルを雇うことにした。ミカエルは、グルべり、ロッテイング、が70年代以降、グループの中枢だったと情報を提供した。リスベットのPDAに情報屋から、ヨーナスとテレポリアンが中央駅で会うと言う情報が寄せられる。直ぐにミカエルとエドクリントンが現地へ行き、後をつける。モニカは車のナンバーを照会する。精神鑑定書をヨナースがクリントンに渡す。ヨーナスは1998年防諜課に採用され、2001年マドリードに配属され、これが班本部のある建物だとミニカが説明する。リスベットの裁判が始まった。情報屋はテレポリアンのPCのコピーに成功した。全ての情報が手に入った。偽装した精神鑑定書が明らかになった。93年6月にDVによりリスベットの母親は脳腫瘍になり、障碍者になった。そのことを、テレポリアンに言ったが、嘘だと言われ、後見人のビョルマン弁護士によって性的虐待を受けた、とリスベットは証言する。ビュルマン弁護士による性的暴行はDVDで紹介される。リスベットは釈放され、テレポリアンは児童虐待防止法違反で逮捕される。リスベットは遺産相続された煉瓦向上へ行き、ニーダーマンに追われる。かろうじて逃げる。ニーダーマンはバイク仲間に殺される。リスベットはミカエルと再会も約束せずに別れてエンデイング。時代背景を織り込み、面白かった。
by kittajp | 2011-03-05 16:12 | 富士山
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