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『英国王のスピーチ』

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朝から雲が空全体を覆っており、薄ら寒い日になった。乾くと言う天気予報だったが、午後からは雨が舞ってきた。幸い、洗濯物は午前中に室内に取り込んでいたので難を逃れた。久しぶりにユニー系列のショッピングセンター・リバーサイドアピタへ行って見た。日曜日なのに空いていた。テナントも店を閉じていた。ラーメン屋さんと紳士服の跡には、それぞれゲームセンターの一部が入っていた。やはり甲府イオンの影響だろうか。気温も上がらず、気付いたら完全に冬の服装になっていた。お腹が痛く、家でゴロゴロしながらテレビとビデオを見て過ごした。昨日、河口湖で撮った富士山をアップする。空がきれいになってきた。今日見たビデオは、『英国王のスピーチ』 ドラマ 2010年 イギリス=オーストラリア 。現在の女王エリザベス2世の父であるジョージ6 世は、幼い頃から吃音というコンプレックスを抱えていたため、英国王ジョージ5世の次男という華々しい生い立ちでありながら、人前に出ることを嫌う内気な性格となり、いつも自分に自信が持てないでいた。厳格な父はそんな息子を許さず、様々な式典のスピーチを容赦なく命じる。ジョージは妻のエリザベスに付き添われて、何人もの言語聴覚士を訪ねるが一向に改善しない。ある日、エリザベスはスピーチ矯正の専門家・ライオネルのもとへ夫を連れていく。ライオネルは、診察室では私たちは平等だと宣言、王太子を愛称で呼び、ヘビースモーカーのジョージに禁煙させる。さらに、大音量の音楽が流れるヘッドホンをつけ、シェイクスピアを朗読するという奇妙な実験を行うが、ジョージはこの治療は自分には合わないと告げ、足早に立ち去ってしまう。だがクリスマス放送のスピーチがまたしても失敗に終わったジョージは、ライオネルに渡された朗読の録音レコードを聞いて驚く。音楽で聞こえなかった自分の声が一度もつまることなく滑らかなのだ。再びライオネルを訪ねたジョージは、その日から彼の指導のもとユニークなレッスンに励むのだった。1936 年、ジョージ5世が亡くなり長男のエドワード8 世が即位する。そんな中、かねてからアメリカ人で離婚暦のあるウォリス・シンプソンと交際していたエドワードが王位か恋かの選択を迫られる。彼は恋を選び、ジョージは望まぬ座に就くが、大切な王位継承評議会のスピーチで大失敗。だがジョージはライオネルの助けを借り、戴冠式のスピーチは成功に終わる。しかし、本当の王になるための真の試練はこれからだった。ヒトラーの率いるナチスドイツとの開戦直前、不安に揺れる国民は王の言葉を待ち望んでいた。王は国民の心をひとつにするため、世紀のスピーチに挑み、成功させる。主要部門でアカデミー賞を取ったことで有名。皇室生活での圧迫感に驚き、内輪の話を見聞きして面白かった。
by kittajp | 2011-10-30 15:44
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