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コンビニ人間

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最低気温21.2度、最高気温24.3度、湿度80%。2時頃から雨。気温も下がり、少し寒く感じた。芥川賞受賞の「コンビニ人間」を読む。本を読む体力が戻って来た。主人公の私(古倉恵子)が語る一人称で理解しやすい。私は小さい時から、少し性格が変わっていた。なので、大学1年の時になんとなく新規開店のコンビニにバイト店員で勤め出して、すでに18年になる。そのため、家族は就職して結婚して普通の生活をするようにと心配していた。仕事は9時からだが、8時に来てバックルームで朝食を食べる。ミネラルウォーターでサンドイッチ取る。昼は、おにぎりとファストフード食べ、夜もコンビニの店の物を買って家で食べることが多い生活を続けていた。ある日、同年齢の男性・白羽が入店してきた。しかし、仕事仲間からの評判は悪く、「35歳でコンビニでアルバイトって人生終了だよね、仕事か家庭かに所属するのが義務なんだ」と評していた。一方、白羽は、「コンビニなんて、旦那の収入だけではやっていけない家庭の主婦、将来設計もないフリーター、家庭教師みたいな割の良いバイトが出来ない底辺大学生、出稼ぎの外人など底辺の人間ばかりだ」と語っていた。偶然のきっかけで、私は、白羽を家に一緒に住まわせることになった。更に、就職して結婚するかもしれない事態になった。そうすれば、私は、仕事も家庭も持つことになり、世間でいう、普通の人間になれるはずだった。その就職の面接日に、白羽もついていくことになり、面接時の直前にコンビニのトイレに立ち寄った。そこで、初めて生まれながらの「コンビニ店員」であることに気付いた。白羽との関係は消滅し、改めて、コンビニの店を探す私だった。というストーリー。フェイスアップ、バックルーム、ウォークイン、などの業界用語も面白かった。涼しくなりましたねと言う挨拶が自然に出てくる日になった。窓を閉め切って丁度良い気温になった。雨は一日中降っていた。昼食は、イオンモールの大戸屋で「沖目鯛の醤油麹漬け炭火焼き定食」987円を取る。前回に比べて焼き過ぎて味がかなり落ちていた。スターバックスの1号店が日本に誕生して20年を迎えた記念で、店員の写真が20名ほど張り出してあった。「綺麗に写っているね」とお世辞を言ったつもりだったが、「本物の方が悪いと言ことですか?」と言われ、かえって叱られてしまった。無神経は発言だった。気温は低く、身体が楽に動くようになった。ただし、台風16号が連休に本州に向かっていて不気味だ。一斉にワイドショーは、豊洲市場の安全性問題を取り上げている。11日に小淵沢・但馬屋幸之助鉄ぱん屋で食べた「但馬屋牛のロストビーフ丼」をアップする。




by kittajp | 2016-09-13 15:51 | 食べ物
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